株式会社カイセイ

平成30年7月2

日本記念日協会で認定された「タコの日」です。

 

「半夏生にはタコ食べよ~♪ 暑い夏を乗り切ろう~♬」

 


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タコは”タウリン“の王様

 

 タコには意外にも良質な「タンパク質」や、栄養ドリンクでも使われている「タウリン」が豊富に含まれていることをご存じですか?

 

 さや夏バテで弱ってしまった体の滋養強壮に、タコ意外と知られていない効能をご紹介します。

ぜひ今晩の夕食からさっそく食卓に並べてみてはいかがでしょうか?

 

■ 疲労回復に!

 タコのうま味成分である“タウリン”は、肝機能を活発にし解毒作用を高めてくれるため、体のバランスが整い、疲労を回復させてくれる働きがあります。

また、タウリンは熱に強いので、炒めものや煮物など、火を使う料理にも気にせず活用できるところが嬉しいですね。

 

 ■ ダイエットに!

 タコは脂質が少ない上に噛みごたえがあるので、ダイエット中でも満腹感をしっかり味わえます。

また、タコに含まれる“ベタイン”は、血中コレステロールを低下させてくれる働きもあります。

さらに良質なタンパク質は脂肪燃焼の手助けをしてくれるため、夕食の前に一口食べておけば、暴飲暴食も防げるのでオススメです。

 

■ 目の健康に!

 タコに含まれるビタミンB2やビタミンB6は、ピント調節や光量調節を助け、眼精疲労を緩和してくれる働きがあります。

 

 ■ 疾病予防に!

 タコには大腸内の善玉菌を増やす効果や、血中コレステロール値を下げて、動脈硬化や脳梗塞などを予防する効果も期待できます。また、インスリンの分泌に関わる“ビタミンB6”が含まれているタコは、糖尿病予防にも効果的です。亜鉛不足による味覚障害も防げるので、生活習慣病や亜鉛不足が気になる方は、ぜひ毎日の食事にタコを取り入れてみてはいかがでしょうか。

  

■ 美肌に!

 タコに含まれる“タウリン”や“亜鉛”は、血液をサラサラにして血流を促進してくれたり、肝機能の解毒作用を高めてくれる働きがあります。

肌のスミズミまで栄養が行き届いて、新陳代謝がアップし、老廃物もしっかりデトックスできれば、健康なお肌がスグにでも蘇りそうですね。

また、タコにはお肌に嬉しい“コラーゲン”も含まれているため、アンチエイジングを目指したい方にもピッタリです。

 

  いかがでしたか?タコは、炒めもの、煮物、酢の物、サラダ、刺身などいろいろな食べ方で楽しめるので、お子さんからお年寄りまで幅広く食べてもらえるのが嬉しいですね。まだまだ暑さが続くこの夏も、タコのパワーを借りてイキイキ元気に過ごしてくださいね!

 

 

タコのタウリンは真鯛の7倍 豚肉の167

 

タウリンには・・・

・血圧を正常化する

・血液中の総コレステロール値を下げる

・血液中の中性脂肪を減らす

・血糖の上昇を抑える 

 

などの効用があります。

主に魚肉に多いが、中でもたこの含有量はトップクラスです!

このほかタンパク質、ビタミンB、カルシウムを豊富に含んでいます。

 

※タウリンとは・・・アミノ酸の中でも、その成分の中に硫黄を有する含硫アミノ酸の一種。人間の心臓・肺・肝臓・脳・骨髄などのあらゆる臓器や組織にも含まれていることから、生命活動の維持に不可欠な成分として知られています。

 

 

こんな記事見つけました!

~ タコ食べると腸内が健康に 広島大院教授ら解明~

 

 タコを食べると大腸内の善玉菌が増えて悪玉菌が減ることを、広島大大学院生物圏科学研究科の加藤範久教授(分子栄養学)のグループが突き止めた。大腸がんや大腸炎の予防につながる可能性があり、加藤教授は「タコが健康に良いことをPRすれば消費拡大も期待できる」と話している。

 加藤教授たちは、乾燥させて粉末にしたタコを餌に混ぜ、7匹のラットに3週間連続して与える実験をし、大腸内の善玉菌が約3倍に増え、悪玉菌が約3割減ったことを確認した。腸内で悪玉菌が増えると、がんなどを引き起こす物質が増える可能性があると考えられている。

 

 現在、大腸に作用した成分を分析中で、加藤教授はタンパク質が有力とみている。

同大は2009年8月、タコの産地である広島県三原市の三原商工会議所からタコと健康との関係の調査を依頼され、地域貢献研究事業の一環として研究していた。

 

同商議所経営指導課の森川英明係長は「タコが健康に良い点をアピールし、新商品の開発にもつなげたい」と話している。(中国新聞・山田)

 

半夏生って・・・・?  どう読むんだろう?

 


半夏生(はんげしょう)は雑節のひとつで、半夏(烏柄杓)という薬草が生えるころ

(ハンゲショウという草の葉が名前のとおり半分白くなって化粧しているようになるころ)

 

平成30年は7月2日が「半夏生」

 

半夏生に入る時期は、田植えに最も適した時期といわれ、

「チュウ(夏至)ははずせ、ハンゲ(半夏生)は待つな」ということわざがあるほどで、

田植えは夏至のあと、半夏生に入る前にやることが好ましいとされています。

 

稲がすくすく育ち、タコの吸盤のように大地にはいつき、しっかり根付くようにという願いと、

夏にむけ体力・精力をつけるという意味で、この時期の旬であるタコを食べるようになりました。 

 

なんか日本っていいですね~。



「蛸壺やはかなき夢を夏の月」       松尾芭蕉


明けやすい短夜の月が、淡い光を放っている。

この海の底には、蛸壺が沈めてあって、蛸は明日の命も知らず、そこに一夜の夢をむさぼっている。

それもこれも、はかない夢のような夏の一夜である。蛸は夏の季語です。